過払い請求と，訴訟による高額回収
目次
弁護士からのメッセージ
過払い金は，法律に違反した超過利息分です。当事務所は訴訟を辞さず，高額回収方針です。消滅時効が完成する前に，勇気を持って相談され，返還請求を行い，生活再建や家族のために，過払い金を活用されることをお勧めします。
過払い金とは
利息制限法の制限利率は15～20％です。制限利率を超えた利息部分について，弁護士が介入して債務残高を減らすことができます。制限利率を超えた金利での借入期間が長い場合（29．2％の場合，おおむね7年程度の連続取引），借入金が0になり，さらにお金が返ってくる場合があります。この返ってくるお金のことを「過払い金」といいます。
貸金業者に過払い金を請求する訴訟（不当利得金返還請求訴訟）
訴訟をしなければ，計算上の過払い金の半額程度しか返還しない貸金業者が増えて，近時はそれが当たり前のようになっています。 返還請求については，訴訟も辞さず，高額回収を行う事務所に，早めにご相談されることをお勧めします。
当事務所では，積極的に過払い返還訴訟（不当利得金返還請求訴訟）を提起して，高額回収を行っています（少額事案は除きます）。
完済後も請求できるが，１０年の消滅時効がある
消費者金融でもクレジット会社でも，完済したり，契約を終了させている場合でも，過払い金を請求することができます。ただし，過払金返還請求権は，取引終了時から１０年で消滅時効にかかります。早めの対応をお勧めします（わずかの時間差で，多額の過払い金を取り損ねた方を，何人も見ています）。
金額が大きく変わる論点・・・空白期間前の消滅時効の成否
途中で空白期間がある場合，空白期間前後の取引の連続性が認められるか否かで，金額が変わります。特に，空白期間前の取引終了時点から１０年が経過している場合，連続性が認められなければ，空白期間前に発生していた過払金は，請求できません。
金額が大きく変わる論点です。
貸付停止やマンスリー決済の場合
貸金業者は，貸付停止の場合や，マンスリー決済の場合でも，一連計算を否定することがありますが，この点は，多くの場合，連続性が認められます。
当事務所で代表弁護士が担当した事案では，全て勝訴的和解で解決しています。
成功事例
貸付停止・消滅時効を争われた事案でも，当事務所では訴訟により高額回収をしています。下の和解条項は，最近の事案ですが，アコムが貸付停止・消滅時効により，時効消滅していない過払金は８０万円と主張した事案で，入金日まで５％利息の付した過払金の約９２．４％にあたる１２００万円の回収に成功した訴訟事案の和解調書の一部です（入金済）。
詳細は，☞ 【過払い請求の成功事例】貸付停止の論点あるケース②
セゾンの案件は，
司法書士か弁護士か
１４０万円を超える過払い金返還請求（目安としておおむね１０年程度以上の連続取引の場合）については，司法書士には訴訟代理 や有償相談の権限がないため，弁護士への相談をお勧めします。
当事務所の強み
★ 過払い請求の経験豊富な代表弁護士が直接対応します。
★ 訴訟も辞さず，高額回収を目指します。（少額事案を除き，基本的に全件訴訟で対応し，高額回収を行っています）
★ 阪急梅田駅（茶屋町口）徒歩２分（梅田ロフト南隣）です。
相談・手続きの流れ，相談前にご準備いただくもの
以下のページをご参照ください。
過払い請求の弁護士報酬（基準額※）
※事案によっては増減する場合があります。
- 着手金 ０円
- 訴訟前の過払金取得
取得した過払金の２０％，最低報酬２万円（税別）
ただし，出張相談・債権譲渡スキーム・遡及相殺計算による場合には，
最低報酬３万円 - 訴訟による過払金取得
訴訟着手金 ０円
報酬金 取得した過払金の２５％，最低報酬３万円（税別）
以上は過払い請求のみの場合です。債務整理を行う場合は債務整理の報酬が必要です。
