整骨院の先生方へ：交通事故の被害者支援について

整骨院の先生方へ

　代表弁護士　重次直樹

交通事故の被害者支援の一環として，整骨院の先生方との連携を進めています。

具体的には，整骨院の先生方からの相談に応じる，交通事故の基礎的な勉強会（→こちら）を行ったり，紹介された患者様について無料相談や示談や損害賠償請求を受任するなどにより，協力して被害者支援を行います。

優先的な対応を希望される方については，整骨院の顧問弁護士となることも可能です（月５０００円（税別）～）。

交通事故の患者様の治療上，特に注意すべき点は，被害者のためには，少なくとも月１回は医師の診断を受けさせておくべきことです。これがないと，後日，後遺障害診断書の作成や示談・損害賠償の段階になって，被害者の方（患者様）が不利益を受ける場合があります。また，自由診療の単価を高額に設定すると，保険会社の治療費支払いの打ち切りが厳しくなる可能性があります。

弁護士が介入すると，多くの場合，被害者の損害賠償獲得額は大幅増額になります（例外として，過失割合が高い場合など）。弁護士報酬を引いても増額となる場合が多いのですが（例外は物損，軽傷事故），特に弁護士費用特約に入っている方については，保険で相談料１０万円，弁護士費用報酬３００万円まで出ることが通常です。弁護士費用特約については，配偶者，同乗者，同居の家族等，第三者が加入している保険が使える場合もあります。

今後，集合セミナーも予定しています（１０月～１１月開催予定）。

被害者支援の一環として，また，スムーズな保険会社対応のため，弁護士を必要とされる先生方は，是非，一度，お声掛けください。

【人体模型，シャウカッセンを用いた相談風景】