再婚したい女性との子供の入学前に解決,経済的利益も3000万円以上の事例
- 離婚の種類
- 協議離婚(離婚調停の申立て後に裁判外解決)
- 依頼者
- 60代男性,経営者,大阪市郊外在住
- 相手方
- 60代女性,精神疾患で保護歴・入通院歴あり
- 子供
- 2名とも成人,1名は事業の後継予定者
- 居住
- 別居後16年以上(再婚したい女性と出会う約6年前より別居)
- 事案内容
- 夫婦は何度か別居をし,約16年継続して別居していた。別居後6年して出会った女性(再婚予定者)との間の子供の入学前の離婚を強く求め,寛容な財産分与の条件を提示したが,相手(妻)が離婚に応じなかった。
- 解決内容
- 離婚調停と裁判外協議を平行して行い,相手(妻)の要求より3000万円以上低い金額で入学直前に離婚・再婚が成立(受任後約5か月),子供の氏の変更を入学前に行うことが出来た。
- コメント
- 泥仕合を避けたい家族の協力や説得もあり,不動産を後継予定の息子に譲渡することで,不動産を再婚予定者(および子供)が相続する可能性がなくなり,相手(妻)が納得した事例でした。結果的に離婚だけでなく,事業承継と相続についても有効な一石二鳥の解決ができました。