交通事故 弁護士による示談金の増額事例 1 ・・・ 約2.1倍(+172万円)
保険会社の示談金が,弁護士の介入により大幅に増額されることが多いことは,本サイトの交通事故のページでもご案内しています。
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今回は,比較的身近な後遺障害14級の案件で,示談金が弁護士の介入により,約2.1倍になった事例を,具体的な提案書や入金明細も示しながら,説明します。
なお,事案の紹介・資料の公開については,依頼者から書面による承諾を得ています。
【概要】
1 介入前の提示金額 162万5879円(23年12月30日)
2 弁護士介入による取得金額 334万7534円(24年6月21日)・・・約2.1倍
3 増額 172万1655円(+105.9%)
4 弁護士への委任(24年1月31日)から和解成立(24年6月5日)まで・・・125日(約4ヶ月)
5 委任から入金(24年6月21日)まで・・・141日(約4ヵ月半)
【詳細】
1 本人交渉による最終的な保険会社の提示162万5879円
→ 明細は,こちら
(23.12.30)
2 納得できないため,当事務所に委任(24.1.31)
3 刑事記録取寄せ,保険会社等からの資料取寄せ,被害金額積算,過失割合の確認等により請求可能金額を推計後,提案内容について依頼者と打合せを行い,当事務所より和解案提示(400万円)
4 保険会社の再提案2(24.5.22) 287万5534円
(本人交渉時の最終提案から,115万9655円の増額
・・・+71.3%,約1.7倍)
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5 入通院慰謝料について,さらに増額(約62万円)することは最低条件であり,慰謝料増額を反映させた支払い増額(過失相殺等の後で,56万2千円)がない場合には,訴訟提起する旨,当事務所より最終通告
6 保険会社から,5の承諾があり,334万7534円で和解をするか訴訟に移行するか,本人に相談 → 本人の和解希望により,和解成立(24.6.5)
(本人交渉の最終提案から+172万1655円,約2.1倍)
(前回の保険会社提案から+56万2000円)
(委任から125日)
7 334万7534円が保険会社から入金(24.6.21)
→ 明細は,こちら
(委任から141日)