武富士 会社更生計画の遅延・・・白紙化の可能性も
武富士の更生計画が早くも遅延を始め、12月から始まる予定だった一次配当は来年以降に持ち越される見通しであり、計画白紙化も含めて予断を許さない状況になっています。
武富士ホームページでは、会社分割期日の1か月延期を伝えるだけですが、(会社分割期日のお知らせ)
その背景には、以前から一部報道で指摘されているスポンサー(韓国消費者金融A&Pフィナンシャル)の資金調達難があると考えられ、また、同社が予定された買収資金282億円の払込みをしなかった、とも伝えられています。
同社については韓国で行政処分を受けるとの報道もあり、支援企業(スポンサー企業)交代の可能性を指摘する報道もあります。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111201-OYT1T00106.htm
武富士従業員の8割に相当する1300人が退職するとの報道もあり、武富士の今後については、不透明感が増しています。
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23.12.2追記
日経新聞電子版も、「武富士、事業再開に暗雲 支援韓国社に資金繰り懸念」と題する記事を発表しています。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E2E3E2E2808DE2E3E3E0E0E2E3E39797E3E2E2E2;av=ALL
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過払い請求は、消費者金融やクレジット会社の経営難により、年を追うごとに困難になる情勢にあります。
具体的には、
1 武富士や三和ファイナンスのように倒産に至るケース
2 アイフルのように倒産危機を理由に大幅な減額を迫るケース
3 アコム・プロミスのように銀行がバックにいるため支払いは可能であるものの、訴訟対応や入金までの長期化を余儀なくされるケース
などがあります。
過払い請求は、実績のある弁護士事務所に、お早めに相談・委任されることをお勧めします。
当事務所へのお問い合わせ、相談予約は、フリーダイヤル 0120-051-529(来い幸福)まで、お願い致します。
当事務所は、弁護士2名、事務員2名の小規模事務所ですが、今年の過払い金回収額は2億円を超える見通しです。また、多くの対応・処理を弁護士が直接対応し、事務員任せにしていない点に、特長があります。