7・8月の過払い金取得実績
(実績速報)
2011年7月 1410万5000円
2011年8月 1388万5761円
(貸金業者別の取得過払い金額)
【2011年7月】
1 CFJ 415万4000円
2 セディナ 263万0000円
3 プロミス 240万0000円
4 アコム 152万0000円
5 セゾン 116万0000円
6 ニコス 87万0000円
7 アイフル(ライフ) 74万5000円
8 富士クレジット 27万0000円
9 レイク 20万7000円
10 武富士 10万5000円 ※
11 アプラス 2万4000円
※開始決定後の入金分の返還
【2011年8月】
1 アコム 725万4000円
2 プロミス 215万0000円
3 CFJ 180万0000円
4 セディナ 152万6000円
5 アイフル 74万0000円
6 ニコス 35万1761円
7 レイク 6万5000円
(過払い請求に関する7・8月の特記事項1・・・ブラックリストの延滞情報の抹消)
過払い請求を行ったこと自体については、平成22年4月19日以降、事故情報は掲載されなくなりました。
しかしながら、過払い状態になった後、約定金利による計算によっては延滞が発生していた場合には、延滞情報が掲載される、という不当な運営が続いています。
この点について、本人交渉において延滞情報抹消を強く求めたが貸金業者が応じなかった事例について、当事務所に相談があり受任しました。結論としては、延滞発生時には既に過払いになっていたため、延滞事故情報を抹消させることに成功しました。
完済情報についても、約定完済日、又は過払い金支払いの合意日を完済日とする運営がされていますが、不当です。交渉の結果、引直し計算によると完済になっていた日に完済日を変更させることに成功しました。
(過払い請求に関する7・8月の特記事項2・・・お客様の声)
8月7日より、受任事務の終了報告の際に、依頼者の方にアンケートをお願いしています。月末までに7件回収できましたが、高い評価を頂き、非常に励みになると同時に、気持ちの引き締まる思いです。また、相対的に低い評価だった項目については、良い反省材料として、今後の業務改善に役立てる所存です。
「弁護士に相談するのに勇気が必要だった、もっと積極的に説明会や相談会をやってほしい」、という声も多く、今後、弁護士が少ない地域への出張相談も検討しています。
(過払い請求の依頼状況)
入金状況は引き続き高水準ですが、新規の依頼状況は昨年より大幅に減少しています。周囲の法律事務所(大阪)でも減少傾向のところが多く、震災の影響も考えられるものの、過払い請求については、峠を越えたと判断して間違いないと思います。貸金業者の経営悪化のスピードは緩和される見通しです。
(年別の過払い金取得実績)
2007年 96万5000円
2008年 8546万6311円
2009年 7508万2083円
2010年 1億9960万2707円
2011年 1億6155万3437円(1-8月)
2011年も昨年並みに約2億円の過払い金を取得する予定ですが、2012年以降は大幅に減少する見通しです。
以上、最近の動向について、ご報告申し上げます。