交通死亡事故の事例の追加紹介(3件)
交通死亡事故の事例を新たに3件アップしました。
交通事故のサイトから事例にアクセスできます。
追加事例1 70歳代の死亡事故,2281万円→5211万円と大幅増の事例
本人への示談提示が2281万円だった交通死亡事故について,当事務所が介入し,最終5211万円を獲得した事例です。テレビCMで有名なダイレクト損保大手が相手方保険会社であり,極めて低額の提示で対応も不誠実でした。死亡した被害者の生前の状況や家族との関係,事故後の遺族の状況,事故直後の遺族の転職や入院や所得の具体的な低下を,証拠資料により証明し,写真を含めた陳述書(代理人が写真付の陳述書をワープロでまとめたもの,本人直筆のもの,の両方)を裁判所に提出して,遺族の心情を伝えるよう,努めました。
本人への示談提示2281万円 → 弁護士への示談提示4100万円 → 訴訟上の和解による最終獲得額5211万円 という大幅増額事例です。
追加事例2 年収300万円余でも事故1年以内に約7500万円取得した交通死亡事故
貨物トラックが左折時に自転車の若者を巻き込み,死亡させた事案です。トラック運転者は仮眠の際に暗くすること優先して,左側の窓をカーテンで塞ぎ,ハンガーで上着もかけ,アンダーウィンドウは完全に塞いでいました。被害者の遺体,特に顔面の状態は,家族でない弁護士が思い出しても苦しくなる状態でした。刑事では告訴,被害者参加,弁護人経由に見舞金取得,民事では人身傷害保険の先行請求,示談を行い,総額7500万円を取得しました。被害者は年収300万円台前半でしたが,大手企業に勤めており,昇進昇級制度や平均賃金についても詳しく調べ,全年齢平均による所得により労働逸失利益に基づき示談が成立しました。
追加事例3 【人傷保険活用】赤信号で交差点に入った自転車(70歳代・年金生活)で4130万円得た死亡事例
被害者側の保険会社が,人傷保険の性質を有する特約について,遺族に対して,後行請求しか出来ない,と虚偽の説明していました。しかし,当事務所の弁護士が保険会社の誤導をはねのけ,先行請求により過失相殺部分に人傷保険を充当して,赤信号で交差点に入った自転車の事案(自転車の基本過失割合は80%)でも,総額4130万円を取得しました。刑事では被害者参加,民事では人傷先行請求後に訴訟を提起するなど,丁寧な対応に努めました。