離婚関連の事例を追加しました【監護権と,夫提案5倍超の婚姻費用を取得した事例】
離婚が予想される事案で,当面の手当として,子の監護権と婚姻費用について,解決した事例です。
→ 事例紹介【離婚・婚姻費用・監護権】監護権と,夫提案5倍超の婚姻費用を取得した事例
受任して3日後(別居予定日3日前)には,婚姻費用分担請求調停事件・監護権指定審判事件(2人分で2件)を申し立て,後者が調停に付された事案で,双方,約5か月で3件全ての調停が成立しました。
年収500万円の夫が愛人との間に子供を作ったことが判明した直後(2ヶ月後)の事案であり,今後,慰謝料(損害賠償),離婚,財産分与,養育費,年金分割などについて,法的な解決が必要であり,合わせて,将来の生活設計も必要な事案です。
もっとも,離婚調停を進めるにも,夫が支援措置(DVやストーカー行為等を理由として,戸籍や住民票等の開示制限を掛ける措置)を取って住所も分からず,調停の管轄も定まらない,という状態になっている紛糾事案です。
その後,大阪家庭裁判所に離婚調停(夫婦関係調整調停)を申し立て,家事事件手続法第9条第1項ただし書による自庁処理を求めていますが,難航が予想される事案です。
なお,虚偽の理由により支援措置を申し立てた者に対しては,損害賠償請求等の法的措置を取ることが考えられます。