26 -30 不安を除く弁護士/銀行・市役所での勤務経験他
下記は、当法律事務所の弁護士採用に対して応募した方の声です。弁護士を志す方、当事務所の採用に応募される方の参考にしていただければと思います。
目次
【目次】
26 交通事故,債務整理など弱者救済,不安を除く弁護士
1 弁護士の志望理由
弱者救済への思い
私が弁護士を志望した理由は,かつての私と同じ,対抗する力を持たない人に手を差し伸べたい,出来得ることなら救いたいという思いにあります。今現在,私は弁護修習で,その過程で,法律を知っていれば,法や言葉を使いこなすことが出来れば,悲劇を防げた例を数多見たこともあり,私の思いは,さらに高まっています。
その思いは,今より7年程前の私の体験に遡ります。
無力体験
かつて,高校時代の私も法律を全く知らず,目の前で車に撥ねられた友人を目の前にして,全く何もすることが出来ませんでした。病院に治療にも運ばれず,謝罪の言葉もなく嘘の連絡先を教えられた友人一人助けることが出来ませんでした。
そんな私とは対照的に,父の友人の弁護士は,あっという間に真実の連絡先を見つけ出し,治療費や謝罪の言葉を勝ち取りました。その姿を見て私は,憧憬の念を抱き,いつか自分も目の前で苦しむ誰かを救う男になりたいと思い,ここまで来ました。
「弁護士」という生き方
そして,そこから大学に進学し,学習を進める中で,私は,自分の進むべき道として弁護士という生き方をその志望として選択しました。一段高い席から事件を裁く裁判官でなく,公益の代表者として犯罪を弾圧する検察官でもなく,困っている人々の傍らに寄り添いこれから先の依頼人の道を共に考えられる「弁護士」として,多くの人々が不安なく生活出来るようにして行きたいと思うに至りました。
2 弁護士としてどのような仕事をしたいか
<h3不安を打ち払う仕事
私は,上記のように困っている人々の傍らに寄り添いこれから先の依頼人の道を共に考えられる「弁護士」として,多くの人々が不安なく生活出来るようにして行きたい,そう思っています。
不安を抱えた生活は,時には目の前に迫る危険以上に人の心を蝕みます。その苦しみは,想像するに余りあるものです。私は,弁護士としてそんな人々の心の不安を払う仕事がしたいと思っています。
2具体的な仕事内容
具体的には,都心まで出てくるのが困難な地方に住む人を対象とした法律相談への参加や,依頼人となった者が高齢者等で,事務所に来所するのが困難な場合には,時には自ら赴くなどして,助けを必要としているが,なかなか手を差し伸べることが出来ない潜在的な依頼人の力になりたいと思っています
法律分野としては,多くの人の生活に密着する一般民事や,借金問題に苦しむ人の救いとなる債務整理・破産等の分野,私の弁護士を目指すキッカケともなった交通事故事件について,特に取り組みたいと考えています。
以上が,私が「弁護士」としてやりたい仕事です。よろしくお願い致します。
27 大阪の立地(関西出身),事務所理念,業務分野
弁護士の志望理由、弁護士としてどのような仕事をしたいか等について
1 貴事務所を志望する理由
貴事務所を希望する理由は、2つあります。1つ目の理由は、貴事務所が、大阪において私の関心のある業務分野を取り扱っておられる点に魅力を感じたことにあります。私は、関西で生まれ育ち、愛着を持っておりますので関西で弁護士としての職務を全うしたいと考えております。このように、貴事務所は、大阪において私の関心のある業務分野に精通しておられることから貴事務所に魅力を感じます。
2つ目の理由は、貴事務所の理念に共感したことです。私は法律を駆使して人の幸せの実現に貢献するべく弁護士を志したのですが、そのためには、依頼者の真のニーズに沿ったサービスを提供する必要があります。そして、貴事務所は、法律論だけでなく、人間関係や感情にも配慮した紛争解決を目標とされておられ、真に依頼者の幸せを実現したいという私の理想に合致します。このように、貴事務所は私の理想とする法律事務所であることから貴事務所を志望します。
2 弁護士を目指した理由と取り扱いたい事件
私が法曹を志したきっかけは、大学2回生のときに、東大阪の工場の経営者の方から法律相談をされたことにあります。当時の私は、法的知識が不足していたことからほとんど答えることができず、問題を抱え、苦しんでいる人を目の前にして何もできないことに対して、非常にもどかしい思いをしました。この時、法律を駆使して人の幸せの実現に貢献することのできる仕事に就くことを決心しました。そして、弁護士は法律を駆使して人の幸せを実現することのできる職業です。特に弁護士は、法曹の中でも裁判官や検察官と異なり、自ら様々な分野の業務に関わり、より人の幸せを実現することができる点でも魅力的だと思い弁護士を目指すようになりました。
現在私が特に関心を持っている業務分野は、企業法務と企業再建と一般民事事件です。したがって、これらの業務を取り扱い、多くの人を法的に支えるような仕事がしたいと思っています。関心を持つに至った理由は3つあります。まず、法曹を目指すきっかけが、企業の倒産に関する問題に直面したことにあるということです。また、様々な法分野に跨る問題が錯綜する企業再建の業務において、自身の培った知識を駆使して日々生じる新たな法的問題に挑み、専門性を獲得して事務所に貢献したいと思うからです。そして、交通事故や相続問題など多くの人が直面する一般民事事件を解決することが、弁護士としてより多くの事件に携わり、人の幸せを実現することができると思います。よって、弁護士となった暁には、これらの業務に携わる事件を取り扱いたいと思います。
28 価値ある仕事で社会に貢献すること
第1.弁護士を目指した理由
弁護士を目指すきっかけは、小学生のころ、両親に「あなたは、弁護士か医者になりなさい。」と言われたことでした。そして、私自身、算数・数学が苦手でしたので、理系の医者ではなく、文系の弁護士を選択しました。そのように、最初は受動的かつ消極的に、弁護士を目指しはじめました。
しかし、大学時代、先輩の友人の弁護士の方とお話させていただく機会があり、受動的で消極的であった目標が、能動的で積極的な目標となりました。その弁護士の方は、確かにすごくしんどい仕事だけれども、他のどの仕事よりもやりがいがあると信じている、とおっしゃいました。私は当時、大学でのサークル活動にやりがいを感じ、熱中しているころでした。そして、サークル活動以上にやりがいのあることはないんじゃないかと思っていたときでもありました。そのときに、弁護士の方の言葉が、重く響きました。そんなにやりがいのある仕事とはどんなものだろう、自分もやりがいを感じながら仕事をしてみたい、と思い、弁護士になるため本格的に勉強を開始しました。
また、同じく大学時代、塾講師のバイトをしたことも、弁護士を能動的かつ積極的に目指すきっかけになりました。私が勤めていた塾では、学校の授業になかなかついていくことができず、学校なんてつまんない、進学なんてもういいという生徒が、多くいました。そのような生徒と高校受験や大学受験での合格というゴールを目指し、ゴールするためにはどんな勉強が必要か、おぎなうべき分野はなにか(たとえば、私は英語担当でしたので、どの文法範囲が苦手なのか、など)などをともに悩み成長することに喜びを感じていました。弁護士という職業においても、依頼者の方と紛争についてともに悩み、依頼者の方の満足のいう紛争解決というゴールを目指すという点で、塾講師と同様の喜びを感じることができるのではないか、と思っています。
これら大学時代の経験から、私は、能動的かつ積極的に弁護士を目指すことにしました。
第2.貴法律事務所に応募する理由
貴法律事務所に応募する一番の理由は、採用欄に書かれていた「私たちの事務所は『価値ある仕事で社会に貢献すること』を経営理念の第1に挙げています。」に心をすごく惹かれたからです。
私は、司法試験を受験し、3回目での合格で、ラストチャンスでの合格でした。今回合格できたのは、家族や友人など、周りの人の支えがあったからこそと思っています。2回目の受験に落ちたとき、弁護士を目指すのはもうやめようかと悩む時期がありました。そこで、家族や友人に相談してみました。そうすると、「本当にしんどくて、もう弁護士を目指す気力がないならやめなさい。他の道もいっぱいある。けど、本当に弁護士をあきらめていいか、自分は弁護士に本気でなりたくないのかを、もう1回考えなさい。」と言われました。そう言われたとき、 生徒とともに合格を目指すことと同じ喜びを弁護士になって味わいたい、他のどの仕事よりもやりがいのある弁護士になりたいという気持ちが、自分の中でさらに大きくなり、3回目を受験し合格することができました。家族や友人の言葉がなく、自分ひとりだけではあきらめかけていたことに、周りの支えがあったからこそ合格という結果に結びついたのだと信じています。
司法試験の成績は、決してよくありません。しかし、司法試験に合格し、弁護士になる目標に大きく近づいた今、今まで周りの人から与えてもらうだけであった助けを、弁護士になり、社会に恩返ししたいですし、その思いは誰にも負けないと自負しています。
そこで、貴法律事務所において、価値ある仕事を続け、今まで自分が与えられてきたものを社会に貢献することで恩返しできればと思っています。
第3.自分の長所と短所
私の短所としては、頑固なところがあります。そのため、周りの意見をないがしろにするところがありました。しかし、大学時代、サークル活動で100人以上の合宿を仕切る役職につき、私たち学生と宿泊先との間に立ち、交渉をしていた経験から、自分の意見ばかりではなく、相手の意見も聞いたうえで、双方の妥協点を図ることの大切さを感じることができました。そのおかげで、自分の意見ばかりを押し通すことはなくなりましたが、周りの意見や自分なりの検討も踏まえた上での結論には、自信を持つため、ゆずらないという意味では、まだ頑固なところがあります。
長所としては、どんな人とも自然に接することができます。高校時代や司法試験の浪人生のころ、老人ホームでのボランティアや接客のバイトをしていた経験や、大学時代での塾講師のバイトの経験から、あらゆる年代の人と接してきており、どのような人とも自然に接することができ、馴染むことができる自信があります。
29 弁護士の社会性,交通事故,破産管財業務
志望動機等について
1.弁護士を目指すきっかけについて
私は、大学卒業後、あるパチンコ事業を主要な業務とする会社で約9年間働いてきました。同社は、業界を変えることを企業理念に、10年足らずで売上1兆円を超え、現在は売上2兆円を目標に掲げ成長を続けています。
同社は、何より接客を重視する会社であり、常にお客様の立場にたって物事を考えなさいと教えられ、私もそれを実践してきました。
日々の業務は、色々なお客様が来店されることから理不尽に思うことも多々ありましたが、正直楽しかったです。
しかし、パチンコ店はお客様を損させることによって成り立っている業種であり、人に損をさせて自分の生活を成り立たせる職業ってどうなのと言う疑問が常に頭に浮かんでおりました。
また、大学のゼミが当時司法試験委員をされていた大谷實先生のゼミであったことから、周りに司法試験を目指す友人が多数おり、あの時自分も司法試験の勉強をしていれば違った人生だっただろうなと思うようになりました。
そんな中、大学時代のゼミの友人が司法試験に合格し、彼から色々な話を聞くうちに、やはり自分も人のために力を注げる弁護士になりたいと強く思うようになり弁護士を志望しました。
2.貴事務所を志望した理由について
下記の通り、友人が交通事故の後遺症の認定に関する業務を行っていることから、交通事故に関する業務に非常に興味を持っていましたところ、貴事務所は、最初は交通事故に関する事案の処理をさせて頂けるようですので貴事務所を志望しました。
また、私は、ロースクールで破産法を選択し、NOVAの管財人など大規模な管財事件を多数された東畠先生、共栄法律事務所で破産管財業務をされている稲田先生の授業を受け、破産及び民事再生に非常に興味を持ち(実際、司法試験の成績は倒産法が一番良かったです)、将来的には、破産管財業務を行いたいと考えておりましたところ、貴事務所は、今後、破産管財業務に力を入れて行かれるようですので貴事務所を志望しました。
3.活かせる人脈について
(1)大学時代の友人が、長年、交通事故の後遺症の認定に関する業務を行っています(「事故ナビ」で検索して頂ければ、すぐに出てくると思います。)。
彼は、被害者側に有利な診断を行ってくれる医師(実際は、保険会社よりの診断をしない医師と言った方が適切かもしれませんが…)と提携し、その診断をもとに後遺障害の等級認定を行う業務をしております(後遺症の認定後の処理については、弁護士に依頼しておりますので、他の行政書士が行っているような非弁行為ではありません。)。
彼とは大学時代からの友人で、彼は、私が司法試験に受かる前から、交通事故を扱っている事務所に就職すれば力を貸せると言ってくれており、また、現在も出来れば交通事故を多く扱っている事務所に就職して欲しいと言っております。
彼は長年上記の業務を新大阪の事務所で行っており、提携している医師が大阪にも複数おりますので、貴事務所に就職させて頂ければ、彼が今まで作り上げてきた人脈を活かすことが出来ます。
(2)上記の通り、パチンコ企業に勤務していましたので、選択型実務修習までに就職が決まった場合には、選択型実務修習で同社の法務部に行こうと考えております(まだ打診はしていませんので相手が了承してくれるかは分かりませんが、多数の知り合いがおりますので多分大丈夫だと思います。)。
もっとも、貴事務所に利益をもたらすかは未知ですが、マルハンは多数の訴訟を提起されておりますので、もしかすると貴事務所に利益をもたらすかもしれません。
貴事務所には非常に興味を持っておりますので、是非、面接の機会を頂けますようお願い申し上げます。
30 銀行・市役所での勤務経験,向学心
弁護士を目指した経緯
ある大都市の国立大学の文学部を修了後、大手銀行の本店ローン相談部において、全国各支店で受け付けられた個人ローンや、本店専管の企業向けローンの事務処理を担当し、受付後ローン実行までの信用保証付与や権利設定等の各手続き、及び各支店への教育指導などを行ってきました。その際、組織の一員として仕事を責任もってこなしていくことの大切さを学びました。また、特にローン事務におきましては、スケジュール管理の重要性や、債務者側に相続が発生した際の権利関係の複雑さ等身をもって経験いたしました。ここでの経験は、弁護士として自ら責任をもって仕事をこなしていくうえのみならず、法律事務所内の一弁護士として、他のスタッフの方と協力して職務を果たしていくうえで役に立つと考えています。
その後、様々な仕事を通して社会に貢献したいとの思いから、地方公務員上級試験(法律職)を受験し、ある政令指定都市の市役所に入庁いたしました。入庁後、水道局経営管理課に最初に配属され、予算・決算事務を2年間担当し、次いで、区役所まちづくり推進課広報係において、広報紙の作成や法律相談を担当しました。ここにおいて、区民のみなさんから様々な相談受けるにつれ、区民の皆さんが如何に法的アドバイスや支援を必要としているかを実感し、この頃から自ら直接住民の皆さんに対し、適切な法的アドバイスができるよう法律家を目指したいと思うようになりました。一般の方は、法律事務所に来所することさえ、敷居が高くためらわれている場合も多いと思います。不安な思いをされている相談者の方のお話をじっくりお聞きして、その痛みを分かち合い、共に問題と解決していくことのできる弁護士を目指していきたいと思います。
震災で被害の大きかった区において、全国から集まった学生ボランティアのまとめ役をこなしつつ、被災者支援活動に従事し、いかにチームワークが大切かを実感いたしました(主として、倒壊家屋解体作業事務を担当したのですが、家屋解体には、権利者全員の同意が必要であり、その権利関係を申請者に対する聴き取りや、登記その他の資料に基づいて調査した上、当該権利者全員の所在地を突き止めるには困難を極めました)。更にその後、地域活動係において、市のおまつりや各種市民参加行事の企画・実行、青少年問題協議会の書記、消費者問題等の職務を担当いたしました。区民まつり等を企画いたしました際は、できるだけ多くの区民の方々に参加して楽しんでいただくため、各学校や自治会の方々にご協力をお願いして回ることも度々ありましたが、実際にお伺いしてお話することにより、互いに信頼関係を築き上げていくことができ、成功へと導くことができたと思います。弁護士としての活動におきましても、机に座ったままではなく、積極的に出かけていき、日頃から市民の方々や各種行政機関等の方々とのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。
残念ながら、震災時に罹患したと思われます病気により、数年のブランクを余儀なくされましたが、これを契機に人生を振り返り、法曹への思いを新たに回復後は法科大学院に進学しようと決意いたしました。法科大学院におきましては、先生の一言一句を聴き漏らすまいとノートを取り、積極的に発言、質問するよう心がけてきました。また、任意参加の授業にも必ず参加し、疑問に思う点につきましては、先生のお時間をいただいて研究室を訪問し、納得のいくまで議論することもありました。このことにより、ひとつの問題に対して表面的な答えではなく、より深く考える力が着いたのではと思います。
更に、父が海外勤務をしていた影響で、小さい頃から海外に興味があり、英語圏へ約10ヶ月間の語学留学の経験もあります。法律の勉強に専念するため一時休止しておりましたが、法律業務に活かすべく英語学習も再開いたしました。
常に学びの姿勢を忘れずに、以上のような経験を活かしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。