離婚事例を追加しました(やり直す方向になった事例・離婚できた事例)
離婚のページに事例を追加しました。
やり直す方向になった事例
別居して子供とも長く会えない状態が続いており,先方(妻側)弁護士が対立を悪化させて離婚させる対応をとりましたが,妻の感情に配慮した対応を取り,書面でも夫から妻子への想いや愛情が伝わるよう,慎重に言葉を選びつつ,主張すべきは主張しました。
結果として,高額の金銭要求がなくなっただけでなく,妻側からやり直したいとの意向が表明され,離婚調停継続中に,裁判外でデートしたり,子供と会ったり出来るようになり,離婚調停は不成立で終了した事例です。
離婚できた事例
2度の本人調停不調,3度目の調停の2回期日で離婚が成立した事例
夫は妻の自己主張の強さに我慢しかねて家を出て,他の女性と同棲し,子供も作った事案であり,過去2度の離婚調停(本人調停)が不調だった事案です。3度目の調停においては,妻側が離婚する意向でしたが,金銭的要求が強く,不成立となる危険性もありました。しかし,夫の不貞や家出について,妻側にも強い自己主張などで夫を精神的に追い詰めるような行動があったこと,夫は妻の希望により自宅を買い替えて約1000万円のオーバーローン状態となっており,夫婦生活の本拠である自宅購入のための負債については考慮すべきこと,などを主張しました。結果として,当初妻が要求した金額の4割の慰謝料で離婚調停が成立しました。