全国交通事故弁護団のシンポジウム(28.5.29)
昨日(平成28年5月29日,日曜日),東京国際フォーラムにおいて,全国交通事故弁護団の第1回シンポジウムが開かれ,全国から20名以上の弁護士が参加しました。
当初メンバーの7事務所からは,事務局の吉田泰郎弁護士,福岡の弁護士法人たくみ法律事務所代表の宮田卓弥,東北で2事務所を展開している弁護士法人アルマの代表三瓶正弁護士から各担当テーマについてやや長めの発表があったほか,当事務所を含む他の4事務所(柏市で最大の法律事務所であるよつば総合法律事務所(3弁護士が参加),茨城・千葉で11名の弁護士を擁する弁護士法人リーガルプラス(2弁護士が参加),熊本で交通事故を多数扱ういなば法律事務所の代表稲葉大和弁護士,当事務所の代表弁護士重次直樹)からもそれぞれ事例を中心に発表を行いました。
参加メンバーからも活発に質問が飛び,相互に名刺交換・情報交換を行い,各地の実情や他事務所のやり方について,相互に情報やヒントを与えあうことが出来ました。
今回の参加事務所をエリア別でみると,宮城,福島,新潟,福井,茨城,千葉,埼玉,東京,大阪,神戸,高松,福岡,熊本,鹿児島,となります。今回,北海道の弁護士が都合により参加できませんでしたが,全国をカバーする弁護団としていく予定です。
事例に基づく報告が中心でしたが,人身傷害補償保険,損害保険協会が定めるガイドライン,保険約款,後遺障害等級認定に関する異議申立,高次脳機能障害と等級認定など,複雑で難易度の高いな内容も含まれました。
今後も各地の交通事故弁護士との連携を強化して,相互に切磋琢磨し,研鑚を深めてゆく所存です。
全国交通事故弁護団を今後とも宜しくお願い申し上げます。