遺言相続の落とし穴

このたび，「遺言相続の落とし穴」（大阪弁護士会　遺言・相続センター編，大阪弁護士協同組合発行）が出版されました。

実際に相談や委任事件になりやすい，いわば頻度の高い事例を６０題とりあげて，回答・解説を加える形式になっています。

同著では，大阪弁護士会　遺言・相続センター運営委員会の委員長である弁護士の藤井薫先生が編集代表を務めています。

また，裁判所書記官としての実務経験に加え，弁護士としても経験があり，弁護士会でも相続関係の研修を炭層する藤井伸介弁護士と，前記編集代表の藤井薫弁護士が，全ての原稿をチェックした上で，４名の副委員長弁護士（井上圭吾，木口充，黒瀬英昭，村島雅弘（敬称略））がダブルチェックをしており（はしがき，の５（さいごに）），安心してお読み頂ける内容であると確信しています。

相続は，ある程度の知識を持って準備をしておかないと，「相続は争族」といった事態にもつながりかねません。同著などを参考に，どのような問題が発生しやすく，どのような対策が有効か，について，一通りの知識武装をされることをお勧めします。

　→　大阪弁護士協同組合WEB

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なお，当事務所の重次直樹弁護士は，同著のテーマ１８「事業承継と相続」（３５，３６頁）を執筆しています。同弁護士は銀行勤務時代に事業承継案件を手がけており，かかる知識経験を活かして，弁護士となった後も，株価の簡易算定や事業承継の助言等も行っているため，やや難易度の高いテーマですが，執筆を担当したものです。

もっとも，事業承継の説明について，見開き２頁で充分に行うことは困難であり，より詳しい内容は，本サイトにアップしています。合わせてご参照ください。

→　事業承継と相続