過払い状態でも「法手続き開始予告」を送付するクレジット会社
メガバンク系列に入った元流通系の大手クレジット会社が、
物販と貸付の合計で大幅に過払いとなっている個人に対して
法手続き開始予告
という文書により約定金利残高に基づく督促をしています。
その内容は下記の通りです。
「当社は、貴殿の社会的信用を重視し、円満に解決する方法を望んできましたが、やむなく裁判手続きを開始する事に決定し、近々簡易裁判所にその申し立てを予定しております。
つきましては、平成23年9月25日までに、お支払いをされるよう重ねて催告いたします。この間誠意ある回答をお待ちしております。」
クレジット会社こそ、過払い金を自主的に返還するか、
少なくとも、「法手続き開始予告」による威圧的督促をやめ、
「誠意ある」対応をすべきではないでしょうか?
アイフルの業務停止の行政処分以降、大きく改善されたとはいえ、
クレジット会社や消費者金融会社の督促の仕方については、
まだまだ改善を促す点があるように感じられます。