堺支部管轄区域の弁護士63名(羽曳野簡裁区域が弁護士過疎=4名)
前記事で、大阪府下における地方裁判所、簡易裁判所の管轄区域を説明し、岸和田支部管轄区域、中でも佐野簡易裁判所の管轄区域において、弁護士が少ないことを説明しました。
(以下、弁護士数は大阪弁護士会のホームページによる。23.11.2時点)
・大阪府の弁護士数 ・・・ 3711名
・岸和田支部管轄区域の弁護士数 ・・・ 31名(0.8%)
うち、佐野簡裁管轄 ・・・ 5名(0.1%)
うち、岸和田簡裁管轄 ・・・ 26名(0.7%)
堺支部管轄においても、堺簡裁管轄の堺市以外では、弁護士が少ない地域があります。
・堺簡裁管轄区域の弁護士数 ・・・ 63名(1.7%)
うち、堺市 ・・・ 62名
(堺区52、北区4、西区0、中区1、東区1、美原区0、南区4)
うち、高石市 ・・・ 0名
うち、大阪狭山市 ・・・ 1名
・富田林簡裁管轄区域の弁護士数 ・・・ 8名(0.2%)
うち、富田林市 ・・・ 2名
うち、河内長野市 ・・・ 5名
うち、南河内郡(太子町・千早赤坂村・河南町) ・・・ 1名
・羽曳野簡裁管轄区域の弁護士数 ・・・ 4名(0.1%)
うち、羽曳野市 ・・・ 1名
うち、松原市 ・・・ 1名
うち、柏原市 ・・・ 1名
うち、藤井寺市 ・・・ 1名
こうして見ると、
・地裁レベルでは、岸和田支部管轄の弁護士31名が最少で、堺支部63名の半数
・簡裁レベルでは、佐野簡裁区域(岸和田支部下)の弁護士数は5名だが、堺支部下の羽曳野簡裁の方が4名と弁護士が最も少なく、大阪府下の簡裁区域の中で最も少ない。富田林簡裁(堺支部下)も8名と少ない
ということが分かります。