ポケットカードの再編(プロミス・三井住友・ファミマクレジット関係)
ポケットカードは、3月末までに伊藤忠商事傘下のファミマクレジットを完全子会社化し、2012年度を目途に合併することを発表しました(2月21日)。規模の拡大による経営効率化を目指します。
ポケットカード・ファミマクレジットの統合合意
株式交換・第三者割当・株主移動等
ファミマクレジットの株主構成は、現在の伊藤忠商事32.5%、ファミリーマート30.1%、ポケットカードが11.1%から、ポケットカード100%となります。
あわせて、ポケットカードは伊藤忠グループとファミリーマートを引受先とする第三者割当増資を行い、また、プロミスが持つポケットカード株を三井住友銀行が全て買い取り筆頭株主になる方針です。
ポケットカードの株主構成は、現在のプロミス41.9%、伊藤忠ファイナンス21.1%、伊藤忠商事2.3%から、最終的に三井住友銀行35.6%、伊藤忠商事27%、ファミリーマート15%となる見通しです。
今回発表されたポケットカードの経営再編が実現すれば、経営体力は大きく改善されることが期待でき、過払い請求権者にとっても朗報であると評価しています。