プロミスの動向(三井住友銀行の支援強化方針表明)
三井住友フィナンシャルグループの北山社長は
12月29日、プロミスへの出資引き上げも視野に
支援強化の考えを示しました。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101230/fnc1012300000000-n1.htm
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&sid=aOYFbTAPOMeU
プロミスを含む消費者金融会社の経営や、過払金支払い能力は、
単独の決算書だけを見ても判断が困難です。
短期借入金が多額にあっても、銀行が期日に返済を迫るのか、
継続して与信を供与するのか、で資金繰りは大きく異なります。
三井住友がプロミスへの支援を明確にしたことは、
武富士破綻の連想で悪化したプロミスの信用や資金繰りを
補強することになりそうです。
市場も好感し、プロミスの株価は急上昇しました。
当事務所においても、アコムの担当者が三菱東京UFJの支援も
どうなるか分からない、などと主張して、過払金の減額を
強く要請しているのに対して、
プロミスの担当者は、満額の支払いはするが、
資金繰りや事務処理上、時期が遅れることについて
了解して欲しい、という依頼の仕方です。
メガバンクがバックについている消費者金融については、
少なくとも当面、武富士のように破綻する懸念は
非常に小さいと判断していますが、
銀行の支援姿勢については、継続的な注視が必要です。
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