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交通事故の後遺障害,病院同行の実例【高次脳機能障害9級】

熱心な整骨院の先生から紹介された患者様(被害者)の交通事故事件について,大病院への病院同行や後遺障害の被害者請求を行い,高次脳機能障害で後遺障害9級,賠償金総計4116万円余を取得できた案件が終了しました。

本日(H27.12.2),ご本人様より,病院同行記録を含めて開示の同意を頂きましたので,個人情報部分を伏せて,以下の通り,ご紹介いたします。

病院同行の記録は,保険会社との交渉,セカンドオピニオンを求める医師や医療コンサルとの打合せ,後遺障害等級申請(被害者請求や異議申立)の資料,交通事故紛争処理センターや裁判所に提出する証拠資料など,多用な目的で使用しています。

本件は担当医が高次脳機能障害については完治を説明したため,等級認定の取得は厳しいかもしれない,と思っていましたが,自賠責における高次脳機能障害の3要件は満たしていた事案です。高次脳機能障害は,医学上の概念と,自賠責等級認定上の概念が必ずしも一致しません。等級認定でも,自賠責と労災で基準が異なりますので,注意が必要です。

なお,事例紹介のサイトは,近日中にアップする予定です。

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平成26年12月○日
病院同行記録

弁護士 重次直樹
1 病院付添の概要
(1) 日時:平成26年○月○日 午前8時45分着,9時ころより診察
(2) 患者名(交通事故被害者,依頼者):○○○○
ア 事故日 平成26年○月○日
イ 委任日  平成26年○月○日
(3) 病院名:○○○○
(4) 診療科:脳神経外科
(5) 担当医:○○○○先生
(6) 傷病名:頭蓋骨開放性骨折,急性硬膜外血腫,脳挫傷,歯冠破折,外傷性頚部症候群

2 同行前の状態
(1) 自覚症状(直前)
・頭痛
・額近辺がへこんでいる。逆に,額や顔にかけて,膨らんだ感じ,つっぱり感もある
・視力減退,視野狭窄,めまい,ふらつき(前二者は軽くなってきた)
・味覚は大丈夫だと思うがはっきり分からない。視覚は明らかにおかしい。
(2) 職場の状況
・12月末で退職させられる。
・休業損害を打ち切られると生活に困窮する。
(3) 保険会社の対応
・整骨院での施術費について,11月末で打切りとの通告があった。
・病院の治療費支払いは続いている。
・休業損害も入金されている。12月退職後も再就職できなければ3か月程度入金するとの話は頂いている。
・交通費について,以前は認めていたタクシー代について,認めない可能性。
・大の大人(だいのおとな)が6か月も働かないで,と言われた点など被害者側に不満もある。
(4) 以上を受けて病院に付添同行した理由(目的)
・頭痛,視力減退,視野狭窄,めまい・ふらつき等の原因の確認
・症状固定時期の確認
・今後の治療方針や見通しについて確認

3 医師からの聴取内容
(1) 視力,めまい,頭痛,つっぱり等の症状について
眼科にも通っているようだが,特段の所見はない。脳の血腫も吸収されて消滅している。脳に由来する症状は回復しており,外傷性頚部症候群からの症状が残っている。
(2) 症状固定と治療効果について
(症状固定時期の質問に対して)外傷性頚部症候群が治っておらず,少なくとも(事故日から)1年は見させてほしい。現時点で症状固定が何時頃かの判断が難しい。今はまだ,症状固定の時期ではない。
(治療効果があるということですね,との質問に対し)現在,治療効果は「絶大」であり,どんどん良くなっている。私は詐病のような患者は追い返すが,○○さんは治療を続けるべきである。
(3) 12月で退職となると聞いているが,現在,まだ勤務は無理である。勤務に復帰しても,従来のように段取り良く作業ができないことに気付くと思うが,それは先の話であり,まだ,その段階ですらなく,就労は困難である。就労が困難である点については,診断書を書いても良い(→発行を依頼)。もっと先の時点で,仕事を始めた段階で初めて,従来のように段取り良く作業をすることが出来ないことに気付くと思うが,今は復職できる状態ではない。
(4) 整骨院での施術について
少なからず改善があり,本人も希望しているので,施術に同意した。ただし,余り強いものはしないよう,本人に指示をした。施術の効果については,カイロプラティックスなど専門外であり,お話しできない。

以 上

 

 

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