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弁護士10年を振り返って(五月会報への投稿文)

私(代表弁護士 重次直樹)が、弁護士10年を振り返って、五月会の会報に投稿した文章をご紹介します。

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弁護士10年を振り返って(五月会掲載文)

弁護士法人 大阪弁護士事務所
重次法律事務所
重次直樹

10年目,もうすぐ満10年と思っていたら,いつの間にか満10年を迎え,11年目に突入しました。振り返れば,業界激動の10年だったと思います。

イソ弁時代,新人として最初に担当した3案件は,刑事弁護(強姦で逮捕勾留,強制猥褻で起訴,一審無罪で確定),行政事件(異議申立は棄却されたが実質勝利=行政の担当者更迭・取締り緩和,専門法改正につながる),契約書作成(途中でボスに引き継ぐも,独立後,契約書関係が顧問業務の柱になる)でした。いずれも歯ごたえがあり,思い出深い案件です。法人破産申立てや民事再生など,銀行員時代に得た知識を活かせる業務も経験できました。ボスや先輩弁護士の厳しくも温かいをご指導を賜り,事務局の皆様にも支えられ,幅広い業務を経験させて頂いたと思います。

採用時は2年契約でしたが,その後,2年未満の独立でも良いが,独立1年前には申告するように言われ,独立心が芽生えて申告したら,半年で独立するよう言われ,結局,勤務1年,経営9年の10年でした。

独立時は過払いバブル期で,初年は弁護士会の相談を積極的に受けるだけで相応の売上となり,イソ弁も採用しましたが,翌年から弁護士1年目でも担当できるルールになり(私たちの代は2年目からの担当でした),大増員もあって弁護士会の相談担当は激減,ホームページを開設すると,再び仕事が激増,事務所を拡張してイソ弁を増やすと,大手の大阪進出ラッシュで競争激化,過払いバブルも崩壊傾向になる,などと,経営環境は著しく変転し,都度,舵取や方向転換に集中し,何度も体調を崩しながらも,なんとか経営してきた印象です。何年も経営を続け,何度も変化への対応を迫られる中,経営側の辛さや厳しさが,ようやく理解できるようになってきました。

昨今は,少なからず交通死亡事故を受任する中,遺族の悲しみや辛さを実感して落ち込み,賠償金を倍増させても命が戻らない弁護士業務の虚しさを感じて再び落ち込み,不幸な事件でのメンタルヘルス維持の難しさを感じています。

まだまだ,会務活動に貢献するには至らぬ未熟者ですが,今後も弁護士として,五月会の一員として,恥ずかしくないよう,精進したいと思います。引き続きご指導賜りたく,宜しくお願い申し上げます。

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