交通事故の事例を追加しました【高次脳機能障害９級・４１００万超獲得】

交通事故のページに事例を追加しました。

高次脳機能障害で９級を取得した事案です。

→　事例紹介【高次脳機能障害】医師が完治としたが，９級・４１００万円超を獲得した事例

本件では，医師が脳に由来する症状は完治している，と説明したため，防御的に非気質性での後遺障害を意識して，日常生活報告書の作成・提出も行いました。

医学上と自賠責保険・後遺障害の等級認定上では，高次脳機能障害の定義が異なることもあり（自賠の方が性格変化を含むなど定義上は範囲が広い），９級の認定を得られて，ほっとしています。なお，自賠責上は，９級からの認定であり，程度が重い事案でなければ，高次脳機能障害の認定はされません。労災では１４級から認定されるため，業務中や通勤途上の事故については，労災での等級認定取得の検討も必要になります。

弁護士が病院同行・医師面談をした事例ですが，病院同行記録については，下記をご参照ください。

→　交通事故の後遺障害，病院同行の実例【高次脳機能障害９級】

医師の判断には解せない部分もありました。交通事故の事例では，医師の判断に疑問があり，保険会社との癒着が疑われる案件さえあります。そのようなケースでは被害者は大変，苦労します。

今回は自賠責の認定が取れたため，スムーズに高額賠償を取得することができました。

熱心な整骨院の先生が，何とかしてあげたい，ということで，当事務所を紹介した事例でした。・・・当初，難航してましたが，最終的に良い解決が出来て，本当に良かったと思っています。